更新日:2011年2月1日
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じいじ・ばあばにとっては、目に入れても痛くないかわいい孫です。そんな孫と、そしてパパ・ママと関わるとき、ちょっと心にとめておくとよいポイントをまとめました。
つい、いろいろ手を貸しすぎてしまいがちですが、親を立ててあげることが大事です。基本的には、子どもは親が育てるものということをお忘れなく。じいじ・ばあばはそれを応援してあげる、というスタンスでいることがポイント。あくまでもサポートであるという立場で、子世帯の意見を尊重する配慮が大切でしょう。
習い事や塾などに力を入れるよりも、もっと日常的な礼儀作法などをしっかりしつけるべきでは・・・など、自分の子育て時代の経験と今とを比べて直接言葉に出してしまい、対立することも多いようです。時代も子育て環境も変わったということを認識し、意見をするときは、ゆったりと、を心がけて。
「子どもを可愛がってくれるのはありがたいけど、物を与えすぎる」という声がよく聞かれます。虫歯になるからと甘いものを制限していたり、情操教育上おもちゃを選んでいるママもいるのです。孫が欲しがるから、という理由で何でも与えてしまわず、まず、パパやママに相談してからにしましょう。
「預かって」と言われると、断るのがなかなか難しいものです。「来週の日曜日は出かけることになっているの」「このところ疲れていて」など、予定や状況などをあらかじめ伝えておくとよいでしょう。無理をすると後が続きません。お互いに気持ちのよい関係でいるために、ときには、はっきりと断る勇気を持ちましょう。
じいじ・ばあばが、孫の声を聞きたいなどで電話をかけても、忙しい時には、ありがた迷惑な場合もあります。そこで携帯メールなどに「今電話しても大丈夫?」などと、とことわりのメッセージを入れると、相手もありがたいもの。まだメール機能は使ったことがなくて…という方も、ぜひ、チャンスと思って挑戦してみてはいかがでしょうか。
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