更新日:2011年2月1日

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パパのお悩み110番

子育てに参加するパパだからこその悩みがあります。そんな、よくあるお悩みにお答えするコーナーです。

お悩み-1

 世間的には、男性の育児休業が注目されていますが、今の職場は、とてもとりにくい雰囲気…。会社や職場の理解は、どうすればスムーズに得られるでしょうか。

 育児休業は、女性だけでなく、男性も取得できるもの。「子が1歳に達するまでの間(子が1歳を超えても休業が必要だと認められる一定の場合には、子が1歳6か月に達するまで)、育児休業をすることができる」。そして、育児休業は、会社に制度がなくても要件を満たした社員が申し出た場合、会社は拒否できません。会社によっては、法律の内容を上回る制度を定めているところも。あなたの会社の制度を確認してみましょう。
 会社や職場の理解を得る方法としては、事前に法律や制度を調べて、なるべく早めに上司に相談しましょう。そして、職場で「育児休業取得」を周知し、理解と協力を求めること。日頃から仕事の成果をきっちり上げ、職場のメンバーとのコミュニケーションをとり信頼関係を築いている状況があってこそ。普段の仕事への取り組みが大切です。また、休業中は職場とのコミュニケーションをとり、お互いの距離感を小さくすることがポイントです。

詳しくは、こちらをご参照ください。

お悩み-2

 保育園の行事やお迎えなどでは、まだまだ父親人口は少なく、ちょっと浮いてしまいます。周囲とうまくやっていくコツを教えてください。

 まずは、朝の挨拶をするなど基本的なコミュニケーションをしっかりしましょう。うまくやっていこうと無理に焦らず、自然体でいれば、子どもを通じて、自然と会話も生まれてきますよ。子育てを通じて、自分の住む地域での活動範囲が広がり、自分自身の拠り所が増えるのは、とても素敵なことですね。

 山梨県では、様々なNPOや団体が子育てパパに向けのイベントを開催していますので、ぜひ、親子でご参加ください。

イベントページへリンク→

お悩み-3

 妊娠中の妻が何だかいつもより怒りっぽい気がします。どのように対応するのがよいのでしょうか。

 産前産後の女性は精神状態が不安定になりがち。夫としてはワケもわからずイライラしている妻に八つ当たりされたと感じてムッとすることがあるかもしれませんが、これはホルモンバランスの変化やつわり、体型の変化や出産・育児への不安などから起こる「産前(妊娠)うつ」という症状であることを理解してあげてください。
 産前(妊娠)うつは、ほとんどの場合が妊娠初期で終わるので、夫としては妻のイライラをガッチリと受け止めてあげましょう。
 産後にも、マタニティブルーと言われる、同じような症状が出ることもあります。まずは、症状に対する知識を持ち理解すること。ちょっとした心遣いで、緩和されることもありますので、どうぞ、協力してあげてくださいね。

お悩み-4

 産休が明けたら、共働きで子育てとなるのですが、父親として、気をつけた方がよいことを教えてください。

 まずは、役割分担を検討することです。朝の時間帯は、夫が家族の朝食を作り、子どもの保育所に送ってから出勤、夕方は、妻が保育園へお迎えに行ってから夕食や家事を、というパターンもありますし、交代制のパターンもあるでしょう。
 ポイントとしては、いざという時に助けてくれる人を探しておくこと。子どもの病気やけがなど突発的な事態や、仕事との両立のために、祖父母や兄弟姉妹、「パパ友・ママ友」、子育て支援機関など、周りの人に頼れるような関係作りや公的サービスをうまく活用することが大切です。

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ファミリーサポート等、様々なサービスの入口です。