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更新日:2011年2月1日

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タバコや飲酒の影響は?

質問

妊娠中、タバコや飲酒の影響は、胎児にどう影響するのでしょうか?

回答

妊娠とわかったらその日からタバコはやめましょう。
妊娠中にタバコを吸うと、ニコチンや一酸化炭素の影響により、胎児に十分な酸素や栄養が行きわたらなくなります。その結果、胎児の発育を妨げ、流産や早産、低体重児出産の可能性が高くなります。
タバコは危険だということを強く認識してください。

また、妊婦がタバコを吸わなくても、夫や家族がタバコを吸えば受動的に煙を吸うことになります。少なくとも妊婦の近くでは吸わないよう、周囲の人に理解と協力を求めましょう。

また、お酒も控えるようにしましょう。アルコールは胎盤を通って胎児にもいきます。しかも、胎児と母体の血中のアルコール濃度には差がないといわれています。
妊婦が習慣的に飲酒していると、死産や未熟児、赤ちゃんが異常を伴って生まれてくる可能性が高くなります。

たまに少量飲む程度ならほとんど心配ないと思われますが、胎児の健康を考えると妊娠中の飲酒は控えるべきです。