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更新日:2011年2月1日

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果汁とスポーツ飲料

質問

果汁とスポーツ飲料などは、どのタイミングでどのように与えるのがよいのでしょうか。

回答

赤ちゃんも3か月から4か月くらいになると、母乳やミルク以外に果汁を飲むようになります。
市販の赤ちゃん用の果汁でもいいのですが、山梨は果物が豊富なので、新鮮な季節の果汁を使ってみてもよいでしょう。
桃、ぶどう、いちご、りんご、みかん、メロン、すいかなどが赤ちゃんに適しています。

赤ちゃんに果汁を与える目的は、ビタミンCの補給というより、母乳やミルク以外の味に慣れさせることにあります。
離乳食を始める前の準備として、スプーンで少しずつあげてみましょう。
果汁は甘いので、たくさんあげすぎると離乳食がすすまなくなることもあるので、気をつけましょう。
離乳食を卒業する頃には、果物も、そのまま食べられるようになります。

体に良いからと、赤ちゃんにスポーツ飲料を飲ませている方もいるようですが、スポーツ飲料は元気な赤ちゃんには必要ありません。
健康な時にあまり飲みすぎると、ナトリウムのとりすぎで、バランスがくずれ、腎臓に負担がかかります。
赤ちゃんが、下痢や発熱、嘔吐などで水分をたくさん失うと、水分と一緒に、体に大切な電解質も失われていきます。
そんな時には、市販の赤ちゃん用のイオン飲料を飲ませてあげましょう。