更新日:2011年2月1日

ここから本文です。

誤飲

質問

赤ちゃんの誤飲について、教えてください。

回答

赤ちゃんは好奇心が旺盛なので、目に付いたものや興味を持ったものは、何でも口の中に持っていきます。万が一、誤飲や誤食の事故が起きた時には、まず赤ちゃんの様子をよく観察します。
意識がぼんやりしている、顔色が悪い、飲み込んだとたんせきが始まった、呼吸が苦しそう、嘔吐がとまらない、まひを起こしているなどの症状があれば、救急車を呼んでください。

このような重症の症状が出る毒物は、漂白剤、トイレ洗浄剤、排水パイプ用洗浄剤、カビとり剤、さびとり剤、殺虫剤、ナフタリン、ショウノウ、マニュキュア除光液、灯油、ガソリンなどです。

このようなものを、なめたり、口の中に入れたりした場合は、少量であっても危険な場合があるので、病院に連絡を入れてから速やかに受診しましょう。この時、何を、どのくらい飲んだかという情報が重要です。
受診の際に、その成分がわかるような説明書や箱、ビンなどを必ず持参してください。
 
また、灯油やガソリン、強いアルカリや強い酸の薬品や洗剤などは、吐かせてはいけません。
食道や肺が障害を受けるので、吐かせずに急いで病院を受診してください。