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食事について

毎日の食事は、子どもにとっては心身の成長や人格の形成に大きな影響を及ぼすもの。離乳食にはじまり、子どもの栄養やバランスなどに頭を悩ませる方もいらっしゃるでしょう。山梨県は、野菜や果物をはじめとするおいしい食材の宝庫です。地元の食材を知り、子どもが楽しく食の楽しさや大切さについて学べるきっかけを毎日の食卓で、ぜひ作ってあげてください。

離乳食について

離乳食は、ミルクから一般的な食事へと移っていく過程の第一歩であり、とても大切な役割を持っています。

離乳食の役割は?

  • 成長するに従い、ミルクやおっぱいだけでは不足する栄養素を補う役割があります
  • 食べ物をつぶしたり、歯ぐきで噛みつぶしたりなどの咀しゃく機能の発達を促します
  • いろいろな味を知ることで味覚の発達につながります

ポイントは?

衛生面

赤ちゃんのお腹は細菌に弱く、とてもデリケート。新鮮な食材を選び、手や食器などを清潔に心がけて。食器や調理器具は、熱湯などで消毒すると効果的です。虫歯の感染予防のために、大人が噛み砕いたものを子どもに与えないことも大切です。

味付け

大人の味付けの半分を目安に、素材の味を活かした薄味を心がけましょう。濃い味は、好まれやすく、習慣になると薄味を受け付けなくなってしまいますので、ご注意ください。

硬さ

赤ちゃんは、離乳食を通じて食べ物を「噛む」ことを練習していきます。流動(ペースト)状のものから始め、半固形食、固形食と形あるものへと進めて生きましょう。電子レンジや圧力鍋を活用するのもよいでしょう。

1日ひとさじから始め、赤ちゃんの様子を見ながらあせらず少しずつ始めます。初期は1回、中期は2回、後期以降は3回が目安。風邪や下痢などのときは、通常の回数より一回減らすくらいがよいでしょう。

子育て相談総合窓口「かるがも」(山梨県のサイトへリンク)

子育てには悩みがつきもの。離乳食の心配はもちろん、こちらでは、子育てに関する悩み事全般に対応しています。気軽にご相談ください。

「食育」について

食べることは、人間が生きていく上で欠かせないもので、特に子どもたちにとっては、心身の成長や人格の形成に大きな影響を及ぼすものです。今、教育の三本柱である知徳・徳育・体育の基礎となる「食育」という考え方が浸透してきています。山梨県でも、「食育」をテーマとした様々な取り組みやイベントなどを行っています。

食育とは?

食育の定義は、『生きる上での基本であって、知育・徳育及び体育の基礎となるべきもの、そして様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実施することができる人間を育てること』。県内で実施したアンケート(平成18年8月県政モニターによる)では、85%の方が「食育」という言葉を知っていて、90%の方が関心があると答えています。県内でも様々な取り組みや活動が行われています。ぜひ、家庭でもみんなで楽しく取り組んでください。

山梨版「食事バランスガイド」

山梨県栄養士会では、生活習慣病の予防など県民の健康づくりを推進するため、健康的な食生活を地域の食材や郷土食を活用して、具体的にどのようにバランスよく食べるかを理解していただく一つとして、山梨版「食事バランスガイド(PDF:1,915KB)」を作成しました。

その他のお役立ち情報リンク

なぜ?何?食育(外部サイトへリンク)

「食育」と一口に言っても、様々な意味を含み、多種多様な取組があります。全国で取り組まれている食育の取組例をご紹介しています。