更新日:2011年2月1日

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母子健康手帳

妊娠とわかったら、できるだけ早くお住まいの市町村の保健センターなどへ「妊娠届出書」を出しましょう。この届出を行うと、ママの健康状態や赤ちゃんの発育状況が記録できる「母子健康手帳」がもらえます。

母子健康手帳の申請から内容まで

母子健康手帳はいつもらえばいいの?

産婦人科の診断で、妊娠されていることが明らかになると、医師から母子健康手帳をもらってくるように説明があります。受け取ったら、内容に目を通し、記入できるところは記入しておき、妊娠健診には忘れずに持参しましょう。

母子健康手帳はどこでもらえばいいの?

市町村の保健センターなどで交付されます。市区町村の母子健康担当に手帳を受け取りに来た旨を伝えると、「妊娠届出書」という書類が渡されます。必要事項を記入し提出すると母子健康手帳を受け取ることができます。市町村のホームページからダウンロードできるところもありますので、住民票のある市町村のホームページをご確認ください。

誰が申請できるの?

市町村に住民票がある妊婦本人、又は夫、代理人が申請できます。

母子健康手帳の内容を教えて!

母子健康手帳は、妊娠・出産中の経過や出産後の子どもの就業までの発育や発達などの健康の記録ができる大切な手帳です。妊娠中は定期健診時に必ず持参し、その他の外出時も緊急に備えて、常時携帯が基本の手帳です。
また幼稚園や小中学校などで、それまでの成長・発達状態、わずらったことのある病気、予防接種などを問診される場合があり、その際にはこの手帳で確認できるので役立ちます。さらに、ママやパパのその時々の想いなどを残すところもありますので、大切に記録して、子どもが大きくなったときに一緒に手帳を見ながら、お腹の中にいたときのこと、赤ちゃんだったときのことを話してあげるとよいでしょう。

内容の一部

  • 妊娠中の経過記録
  • 出産の状態の記録
  • 出産後の母体の経過
  • 母親(両親)学級受講記録
  • 乳児期の成長記録
  • 幼児期の健康診査記録
  • 病気の早期発見や予防接種などの案内
  • 病気や予防接種を受けた記録等

その他、すこやかな妊婦と出産のためのアドバイスや、妊娠中と産後の食事、初めての歯みがきのポイント、子育てを支援する各種制度の紹介などが掲載されています。