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更新日:2021年2月3日
大泉門が早く閉じたことが気になります。
赤ちゃんの額の真ん中から、真っすぐ頭のてっぺんに向かって触っていくと、おでこを過ぎたあたりから、ひし形のぶよぶよしたところが現れます。骨と骨に囲まれたこの部分を「大泉門」と言います。
大泉門が閉じる時期は、一般的に、生後1歳半くらいと言われてますが、個人差が大きく、早ければ3か月、遅い場合は2歳ぐらいと、かなりの幅があります。
大泉門が早く閉じた時は、まれに小頭症を疑うことがあります。
小頭症とは、脳の発育が何らかの原因で阻害され、頭蓋骨が大きくなれず、頭の大きさが極端に小さいものをいいます。
しかし、大泉門が早く閉じたからといって、すぐに小頭症と診断されることはなく、それと診断されるには、頭の大きさが極端に小さいとか、発育が遅れているなどの症状があるものです。
大泉門の大きさや閉鎖する時期は、赤ちゃんによってかなりの幅があります。
心配な場合は、医師の診察を受けましょう。