ホーム > 相談する > 乳幼児期のよくある悩み > 暖房器具とクーラーについて

 

更新日:2011年2月1日

ここから本文です。

暖房器具とクーラーについて

質問

暖房器具やクーラーを使うとき、赤ちゃんのことを考えると、どのようなことに気をつければよいでしょうか。

回答

暖房器具には様々なものがありますが、赤ちゃんのことを考えると、室内の空気を汚さない排気装置のついたのものや、エアコン、パネルヒーターなどがよいでしょう。
また、暖房をしていると室内が乾燥します。湿度は湿度計で調節しながら、60%から70%の範囲に保つようにしましょう。

夜、赤ちゃんが眠っている時の暖房は、よほど寒い地方でない限り不要ですが、山間地で冷え込みが気になる時は、湯たんぽを使うと良いでしょう。
この場合、赤ちゃんの足などに直接触れていると、皮膚が低温やけどを起こす可能性がありますので、必ず足元から20cmから30cm以上は離しておいてください。

クーラーを使う時は、室温を25℃から28℃の間、外気温との差は5℃以内にすることが必要です。
使用する時は、クーラーから出る風が直接赤ちゃんにあたらないようにするなどの注意が必要です。
隣の部屋でクーラーをつけて、間接的に赤ちゃんがいる部屋を冷やす、などの工夫をしてみましょう。また、クーラーは、一度つけるとどうしても一日中つけっぱなしになってしまいがちです。比較的涼しい午前中などは、窓を開けて自然の風を入れるようにしてください。