更新日:2026年8月19日
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読み聞かせは、情操教育においても、また集中力をつけるのにも有効であるといわれており、何より大好きな人に読んでもらった本とその先に広がる世界は子どもたちの心にしっかり残っているものです。
ここでは、それぞれ読んでいただく対象者別に本をセレクトしました。
(山梨県立図書館サービス課子ども読書推進担当)
おおたぐろ まり/さく 福音館書店 2023年
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秋晴れの日、男の子はお父さんと散歩に出かけます。秋の里山ならではの「いいもの」は、いくつ見つかるでしょうか。「ピー ヒョロロー」雲ひとつない空には大きなトビが1羽。「ツィー ツィー」川のほとりを飛び交うカワセミが2羽。水の中には赤いザリガニが3匹。田んぼの稲穂の間には……。 散歩の途中で出会う生き物や植物を見つけながら、1から10までの数を楽しく数えていきます。美しい初秋の里山に広がる自然の中で、男の子と一緒に宝探しをしているような気分を味わえる絵本です。
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奥井一満/文 得能通弘/写真 小西啓介/AD 福音館書店 2012年
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表紙の画面いっぱいに並んでいるのは、アサリ。「みんなおなじ」アサリですが、ひとつひとつをよく見てみると形や大きさ、色などが「みんなちがう」ことがわかります。模様もギザギザしていたりしましまだったり、見ていて飽きません。冠雪した富士山のような模様の貝もあります。このほか、ヒマワリの種やクワガタムシ、マツタケ、モミジの葉などが取り上げられています。 同じ種のさまざまな個体を見比べるのが楽しい絵本です。その違いを通して自然の多様性を感じることができます。 対象年齢は4歳以上。 |
マイケル・ローゼン/文 ヘレン・オクセンバリー/絵 当麻 ゆか/訳 徳間書店 2026年
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男の子が腕に袋を下げて、買い物に向かいます。「おかいもの、おかいもの、あかい ニンジン くださいな。」ところが、八百屋さんがくれたのは、なんと赤いオウム。「ちょっと ちがうよね。オウムが ほしかった わけじゃない」。戸惑いながらも男の子はオウムを連れて、帽子屋さんに向かいます。「おかいもの、おかいもの、くろい ぼうしを くださいな。」ところが、今度は黒いネコを渡されました。オウムとネコと一緒に、次のお店に行くと…。どのお店でも店員さんが差し出すのは、欲しいものとは全く違うものばかり。 「おかいもの、おかいもの」の繰り返しのリズムに、心がはずみます。男の子の後をついていく、表情豊かな動物たちにも注目です。
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はまのゆか/著 佐々木裕子/監修 めくるむ 2023年
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いとこのえっちゃんとゆうちゃんの家に遊びに来たたっくん。自分より体の大きいえっちゃんに頬をつつかれたり引っ張られたりして嫌な気持ちになりますが、「やめて」と言うことができません。えっちゃんは、たっくんの気持ちに気づかないまま、また頬をつつこうとします。そんなたっくんの様子に気づいたゆうちゃんは、「いやだったら、いやって いって いいんだよ。」と声をかけてくれました。 自分の体を大事にすることや、相手の気持ちを思いやることの大切さを伝える絵本です。ほかの人が着替えているときの配慮や、不適切に触られたときの対処についても紹介されています。4歳以上向けです。
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モード・リンゼイ/作 つちだ のぶこ/絵 おびか ゆうこ/訳 偕成社 2026年
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ある日、おばあさんは「まるごとりんごパイ」を食べたくなりました。しかし、家にはりんごが一つもありません。そこで、「すももが ほしい ひとを みつけて、 りんごと とりかえっこ してもらおう」。と、庭のすももをカゴに詰めて家を出ます。鳥を飼っている農家にたどり着いたおばあさんは、さっそく農家のおかみさんに声をかけます。すると、りんごはないけれどすももが欲しいので、ふわふわの鳥の羽一袋と交換してくれないかと提案されます。 おばあさんは物々交換をしながら旅を続けます。はたして、おばあさんは無事にりんごを手に入れ、パイを作ることができるのでしょうか。 100年以上前のアメリカで書かれた、日本の「わらしべ長者」に似たお話です。 |
くせさなえ/作・絵 偕成社 2013年
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しゅわしゅわ村にはおいしい食べ物がたくさんあります。たとえば、「あまくて つめたい とけるもの」。片手で何かを持って舌でペロペロなめる仕草で表す手話の答えは、アイスクリームです。次は、両手で丸いものをパカッと割る仕草。これは、卵を表す手話です。割った卵で目玉焼きを作り、ピザにのせていただきます。 「焼く」「苦い」「歯に詰まる」など、食べ物に関連する手話も楽しみながら学べます。巻末には、絵本に登場する道具や生き物などの手話も紹介されています。絵本の中から探してみましょう。「しゅわしゅわ村」シリーズには、この他に『しゅわしゅわ村のゆかいなのりもの』などがあります。5歳から楽しめます。 |
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