更新日:2026年9月24日
ここから本文です。
読み聞かせは、情操教育においても、また集中力をつけるのにも有効であるといわれており、何より大好きな人に読んでもらった本とその先に広がる世界は子どもたちの心にしっかり残っているものです。
ここでは、それぞれ読んでいただく対象者別に本をセレクトしました。
(山梨県立図書館サービス課子ども読書推進担当)
島野雫/作・絵教育画劇 2017年
|
|
池のほとりでりんごを食べようとしていたかもくんは、近づいてきたきつねくんに「ぱくり、ごくん」と丸飲みされてしまいます。ところが次の瞬間、今度はきつねくんが大きな魚に「ぱくり!ごくん!」。魚のおなかの中に閉じ込められた二人は、暗やみの中で力を合わせて外へ出る方法を探します。さらに、かもくんが吐き出したりんごの中から、いもむしくんも現れ、仲間は三人に……。 次々と起こる予想外の出来事に、「次は何が起こるのかな?」と、わくわくしながらページをめくりたくなる絵本です。動物たちのいきいきとした表情も魅力的な、親子で一緒に楽しみたい一冊です。
|
山田慶太/文 田口麻由/絵 ポプラ社 2023年
|
|
ひらがなの濁点から生まれた「てんてんきょうだい」が活躍する、楽しい言葉遊び絵本です。てんてんきょうだいは、さまざまな言葉に「てんてん(濁点)」を付けて、別の言葉へと変身させて遊びます。最初の言葉は、「か」。そこにてんてんを付けると、「か(蚊)」は「が(蛾)!」に早変わり。次々といろんな言葉が飛び出しては変身しますが、時にはてんてんが付けられない言葉も・・・。 きょうだいの軽快なやりとりや、「次はどんな言葉が変身するのかな?」と日本語のおもしろさを楽しみながら、親子で声に出して読みたい一冊です。 |
香山美子/作 柿本幸造/絵 ひさかたチャイルド 1981年
|
|
うさぎさんは、後ろに短いしっぽのついた木の椅子を作ると、野原の大きな木の下に、その椅子と「どうぞのいす」と書いた立札を置きました。そこへ、やって来たろばさんは、「おや なんてしんせつないすだろう」と、背負っていたどんぐりでいっぱいのかごを椅子に置いて、木の下で昼寝を始めます。次に現れたくまさんは、「どうぞ」の表示を見ると、「どうぞならばえんりょなく」と、かごに入ったどんぐりを食べてしまい、代わりにはちみつを置いていきます。その後も、次々と動物たちが現れて・・・。動物たちの思いやりがつなぐ心温まるお話しです。
|
たな/え・ぶん パイインターナショナル 2021年
|
|
ページいっぱいに描かれたお弁当箱を前に、男の子はおいしい予感に胸をふくらませながら、じっとそのふたを見つめています。ふたを「ぱかっ」と開けると、卵焼きやミートボール、タコさんウインナー、ポテトサラダなどおいしそうなおかずがいっぱい入っています。次は、食卓の上に並んだ茶碗蒸し。パパのお土産のクッキー缶も、ふたを「ぱかっ」と開けると、おいしそうなクッキーがいっぱい。机の上にあったホットケーキミックスの箱を開けると、残念、空っぽ!でも・・・。男の子と一緒にふたを開ける楽しさが味わえる、しかけ絵本です。
|
こばやしえみこ/文 こいでやすこ/絵 小渕もも/絵 福音館書店 2022年
|
|
赤いだるまさんは、「おいちにの だーるまさん」のかけ声に合わせて、白いボールをぽんと蹴ります。次に現れた緑のだるまさんとは、楽しそうにシーソー遊び。シーソーに乗った赤いだるまさんは、ちょっとごきげんです。さらに黄色いだるまさんもやって来て、3人で大なわとびで遊びます。緑のだるまさんは、得意げにぴょーんと高く飛び跳ねます。 「おいちにのだーるまさん」のかけ声に合わせて、カラフルなだるまさんが次々に登場しては、遊びも次々に変化していきます。親子で楽しめる0歳から2歳向けの絵本です。 |
最上一平/作 ザ・キャビンカンパニー/絵 文溪堂 2025年
|
|
ある日、ガマのいる滝つぼにイワナがやって来ました。イワナは、滝の上に行ってみたいと、繰り返し滝のぼりに挑戦し続けます。その様子を呆れて見ていたガマでしたが、イワナのひたむきな姿が、いつしかガマの憧れへと変わっていきました。大嵐が去った次の日、滝つぼにイワナの姿はありませんでした。ガマは滝をのぼったにちがいないイワナを思い、滝の上を目指して陸に上がり、山に向かって歩き始めます。 見開きいっぱいに描かれた迫力ある滝や、四季折々に表情を変える水辺の風景も楽しめる一冊です。 |
山梨県立図書館のサイト
よく見られているページ